最近インドア文化活動(講演会やら演劇・美術鑑賞やら)が増えてきて、季節はもう冬だなと感じる。今週半ばにようやく仕事の山場を越えて、いいタイミングで文化活動も活発だった。
まずは水曜レクチャー“Architecture and the Polish Context”。 イギリス(×1)、ポーランドの建築家(×2)とアート・ディレクター(×1)の合計4人がそれぞれ10分ずつスライドを交えて話したレクチャー。イギリス人建築家Tony Frettonの話は正直期待はずれだったけど、そのほかのポーランドから来てレクチャーしてる人たちは、自分たちの国/環境をそれぞれの捉え方でもって色んな活動をしていて、やっぱりケンチクは面白いなと、印象に残る発表だった。しかし、みんな英語で話していても発表が上手いよなぁと感心。 金曜はダンス・シアターSadler's Wellsで韓国人集団のパフォーマンス “Jump”を観賞。最初誘われたときにはウェブのプレビューを見て、どうなの?ってかなり半信半疑だったけど、これがなかなか面白かった。 そして、土曜はジャパンたこ焼き会。Y田家にお呼ばれして、みんなで一品料理持ち寄りランチ。食べ過ぎ飲み過ぎで、楽しかった。帰ったら当然夕飯を食べる隙もなく、気持よく早めに就寝。 日曜の今日は、フィンランドからやって来たAinuと久々再会。相変わらず方々を飛び回っているよう。フィンランド女子3名と、Anish Kapoorの展示を見に行こうとするも、長蛇の列に今日は諦め。代わりにTate Modernへ。 こちらはエントランスの吹き抜けエリアに今年のユニリーバ・シリーズの展示、ポーランドの美術家Miroslaw Balka(初めて知った)の巨大インスタレーションがあって、これがかなりよかった。行き先の見えない不安、期待感などを連想させるブラック・ボックスの中を歩き、行き止まりに立って振り返ると、自分が通ってきた道だけはよく見える。何だかいろいろと考えさせられる展示だった。
by juinos
| 2009-11-23 06:01
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